オープンキャンパス阪神港「整備局と業界団体が協同した担い手確保の取組み」
将来の担い手である大学、高専の学生に、港湾を身近に感じ、より知ってもらうために、近畿地方整備局、( 一 社)日本埋立浚渫協会、 (一社)海洋調査協会、(一社)日本潜水協会 、(一社)港湾技術コンサルタンツ協会、 が協同して「オープンキャンパス阪神港」と題したイベント を 10月28日、29日の二日間 、神戸港で 開催 し ました。 阪神地区の 7 大学、学生1 5 名が参加しました。 5 回目を迎える今回は、港湾建設業界に対する学生の方々の就職活動へのモチベーション向上を狙い、上組やニトリグループにも協力を頂き 、学生らの暮らしに身近な食料品や日用品輸入を通じて港湾の機能・役割 を体験してもらう物流施設見学を新たに追加しました。
さらに「学生にとって就職後の自分の姿が見える」や「若手技術者が学生の方々に仕事の面白さを語り組織や企業の魅力や社会価値としての存在意義を伝える場」となることを目的に、国や業 界団体から若手技術者を派遣し、学生らとの座談会も初めて開催しました。
座談会には、当協会からも28日1名(日本港湾コンサルタントの阿南亮平さん)29日1名(ニュージェックの平井翔太さん)を派遣して、学生からの質問に答えたり 、港湾関係の 仕事の魅力について話をしました。
参加した学生のアンケート結果からは、「座談会の時間が短い」「もっと話がしたかった」と大好評の声が聞こえました。
またイベントに参加して、就職や進路の参考になったと約5割の 学生 から回答がありました。
来年度以降も 参加した学生が、この機会を通じて「みなと」についてより興味を持ち「みなと」に関連する仕事がしたいと考える学生が増える事を期待して近畿地方整備局港湾空港部と港湾関連団体が協同して本イベントを継続して実施していけるよう取り組んで行きたいと考えています。
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